神戸市の取り組みとアキサポKOBEの役割
- Sotaro Fujii
- 2023年12月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年2月28日
神戸市では、建築家と協働した空き家活用促進事業を展開しています。この事業では、空き家を改修し、社会貢献のために活用することを目指しています。建築家が改修設計を行い、魅力ある建築物に再生することで、その「課題解決力」「貢献度」「デザイン性」を評価し、補助金の支給を検討しています。補助金などもあり、空き家の所有者や借主が対象となります。
一方、アキサポKOBEは、所有者から空き家を借り受け、自社負担でリノベーションし、新たな利用者に賃貸するという仕組みを提供しています。一定期間経過後は、改装された空き家を所有者自身が使用することも、賃貸を継続して賃料収入を得ることも可能です。
アキサポKOBEの取り組みは、空き家を持つことが必ずしも困っていることだとは限らない、という理解から始まりました。空き家の所有者の気持ちに寄り添い、最適な提案をすることを心がけています。例えば、あるご夫婦の大切にしていた空き家に最低限の改修を施し、子育て世代の方に貸し出すことに成功しました。このように、空き家の再利用によって「家の悩み」を「喜び」に変えることを目指しています。
神戸市とアキサポKOBEの取り組みは、空き家問題を解決し、地域社会に貢献することを目指しています。空き家を有効活用することで、新たな価値を生み出し、地域の活性化につなげることができます。
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